優勝

あの日の下校路で。
- 講評
- 今回のコンテストで一番「手紙」でした。文才がありすぎて、感動という言葉では片づけれず気づけば何度も読んでいました。ユーモアもあり、写真の構成も素晴らしいく、とても純粋で清らかな手紙。これを書ける文才が私に欲しいです。また自分の人生を好きになる過程で見つけたモノ、感じたモノ。手紙にしてみてくださいね。
準優勝

泣きじゃくった私へ
- 講評
- 一曲歌を聴きました。この歌が終わった時、私は涙が出ました。私の稚拙な語彙力では表せないほど、この作品は最高です。応募していただき本当にありがとうございます。未来の自分も温かい目で待っていてくれることを願います。
佳作

暗闇のなかにいた、あの頃の私へ
- 講評
- 作者の心からの優しく語りかける言葉に、過去の情景までもが想像できてしまいます。写真からもその場に居るかのような温度を感じることができ、改めて写真の素晴らしさを教えていただきました。

満月の夜に
- 講評
- 一つの詩のような、映画のような。そういうものを見ている感覚に陥りました。過去はとても素直で、全てを教えてくれていますね。全てに意味があり、正解不正解ではなく、前を見ることが素敵な人生に繋がること。素敵な手紙でした。

これまでと、これからと
- 講評
- 信じぬくことの大切さ。この手紙が過去の自分に届くとしても今の結果は変わらないのではないでしょうか。それほどに作者の澄んだ心が見て取れた作品でした。

命の底力
- 講評
- この作品の素晴らしい点は、比喩表現にあると思います。そして過去から今、そして未来への想いをバトンとして表現している点。素敵な作品をありがとうございます。

春の波紋
- 講評
- タイトルに心を持っていかれました。いつか届くだろうこの手紙に、この言葉たちに惹かれました。いつか広がる波紋が自分のような方にも広がる事を願います。

場面緘黙は、私の一部になった
- 講評
- 何よりも文字や気持ちを残すことの大切さ知っているは作者でしょうね。構成から文章まで、ここまでストレートに入ってきたのは初めてです。伝えることの大切さを大事にして生きてきましたが、本当に大事な事は伝えようとする気持ちなのだと教えていただきました。素敵な手紙をありがとうございました。

泣いている私に、お願いがあります。
- 講評
- 青春の思い出に後悔している訳でも無く、巻き戻したい訳でもなく。ほんの少しの勇気で未来が変わるのだとしたら、この手紙を書いたことが最初の一歩だと思います。素直に綴った感情を大切に、出来ることならこの言葉で勇気を贈れたらいいなと思います。

さみしさを抱えたまま大きくなったあなたへ
- 講評
- 伝える事は本当に勇気がいることですよね。でも、伝える手段というのは一つではなく幾通りもあると私は思います。この手紙を書いている事も、実は伝えるということになっていると思います。この作品のありのままが「新聞のような手紙」の本質だと改めて感じさせてくれました。
入選
- 主婦一年生の私へ
- 父の愛を娘に見る。
- 過去への懺悔より今日の自分を考える。
- 明日へと繋ぐ人生
- 16歳のわたしへ
- 亡き父と父を想い続ける母、家族
- 十八年間生きてくれた私へ。
- 黄昏泣きの日々も愛してる
- 生きていてくれてありがとう
- 唯一無二の あなたの人生
- 空と友人
- 漠然とした不安と戦う君へ
- 私の妹
- 優勝インタビューであなたのことを語るから
- 大きちのおまもり
- 夢では無く、志で在りたいと身を奮い
- あの時の私へ
- 二十歳の自分へ
- ファンクラブ会員番号一番
- 稲穂のように
- 2021年9月9日の自分へ
- 笑顔で父にもう一度会える日まで
- 蒼に包まれたら
- あの頃の自分へ
- 亡くした君へ
ご応募いただいた際にご入力いただいたメールアドレス宛に、受賞に応じたAmazonカード(Eメールタイプ)を送付させていただきます。
おわりに
当コンテストに、多くの心温まる作品が寄せられましたこと、心より感謝申し上げます。皆様から寄せられた手紙一つ一つが、私たちの心に深い感動と喜びを与えてくれました。
どの作品も個性豊かで、手紙を書くという行為の温かさと、その力強さを再確認させられるものでした。今回のコンテストを通じて、多くの方々が手紙を書く喜びを再発見してくださったことを願っております。
次回のコンテストにも、皆様の温かいご支援とご参加を心よりお待ちしております。また、新しい物語と感動が生まれることを楽しみにしています。
主催情報
- 主催者
- 株式会社ここからはじまる物語